
カヌーの小松正治選手が鈴木康大選手からドーピング剤としてステロイド薬を混入した飲み物を飲ませられる事件が起きました。
小松選手はドーピング疑惑から清廉潔白を晴れて認められ、
鈴木選手は、8年間の試合出場停止処分となりました。
鈴木選手はライバルである小松選手を落としいれようとしたわけです。
今日はそんなカヌーの鈴木選手と小松選手についてお話していきたいと思います。
小松正治選手と鈴木康大選手について
小松正治(こまつ・せいじ) ※写真右
1992年1月29日(25歳)
宮城県加美町出身
身長:178cm
愛知県協会所属
鈴木康大(すずき・やすひろ) ※写真左
1985年10月6日生まれ(32歳)
千葉県出身
身長:180cm
福島県協会所属
奥様もカヌー選手の久野綾香現在、妻の実家・福島県二本松市にてジムDREAM(ドリームを経営している
この事実が発覚するまで、日本カヌー連盟など内部では様々な調査が行なわれていたと思います。
2017年9月のカヌースプリント日本選手権(石川大会)にて事件は起きました。
小松正治選手が飲まされたのは、メタジェノン(筋肉増強剤)というステロイド剤です。
犯人を鈴木選手と特定するまでに、9月以降日本ドーピング協会によって3ヶ月間調査が続けられていたわけなのです。
・いつごろその物質を服用したのか
・どこでその物質を服用したのか
・身に覚えがないとすれば、服用させられた可能性があるか
日本では、他人に薬物を混入されたというケースは初という事で、今回は異例のケースとなりました。
小松正治選手はパドルの盗難被害の嫌がらせも受けていた。鈴木選手の仕業なのか?
実は小松選手はドーピング騒動以外にも、嫌がらせを受けていた過去があります。
勝てたことは本当に嬉しかったけど後味悪いことが……
パドルが無くなりました。
間違えて持って行ってしまったならこっそり連絡下さい。
誰かが盗んだとは思いたくないです。
Braca I MINI ExtraLiteです。
ちなみにPOLARのGPSも無くなりました。— 小松 正治(SEIJI KOMATSU) (@seiji_kayak) September 11, 2017
小松正治選手は2017年9月の試合にて、薬剤入りの飲み物を飲まされただけではなく、
カヌー選手の命とも言われるパドルの盗難に遭っています。
また、GPSもなくなっているということです。
これだけ普通では無いことがおきているので、「なにかおかしい」という空気もあったと思います。
この盗難事件もあったので、今回のドーピング疑惑も冤罪にならずに済んだのではないかと思います。
結局小松選手は、同じモデルのパドルを購入しなおしたとのことです。
このパドルとGPSも鈴木選手が盗難したのだとしたら、本当にスポーツ選手として姑息な手段ですよね。
陸上選手やオリンピック選手の業界ではドーピングに対して危機管理がかなりしっかりしているそうで、
・他人から渡された飲み物は決して飲まないこと
・自分で飲む飲み物も蓋を開けたときのプシュッ!という音を必ず確認すること。
この2点を徹底しなければならないのだそうです。
鈴木選手は今回の犯行の動機として「オリンピックに出場したかった。」とおっしゃっているようですが、
小松選手以外にもカヌーの優秀な選手はいくらでもいるし、そんな方法でオリンピック選手になっても、金メダルなんか取れないし、一生後味悪いですよね。。。。
オリンピックって人の人格を変えてしまうスポーツ大会でもあるのかなぁって、感慨深く感じました。
鈴木選手に対する8年間の選手活動停止処分も非常に重い措置ですね。
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